オーバーコンプライアンスを越えて、
誰もが働きやすく暮らしやすい社会へ
VOICE始動を記念した、初回交流会を都内で開催します。詳細はクローズドですが、レポートはVOICE Letterでお届けします。
— VOICE Manifesto
過度に厳格なルール解釈や過剰な手続きが、本来の目的から離れて意欲や生産性を奪っている。コンプライアンス担当の現場では誰もが薄々感じていることが、組織全体としては正面から議論されにくい状況にあります。
VOICEは、企業・専門家・編集者・研究者などが集まって、各自の現場の悩みや工夫を持ち寄り、コンプライアンスを過剰から解放するための知見を蓄えていく場として設立されました。
経営学者・野中郁次郎氏は、近年の日本企業に共通する病理として「3つの過剰」を指摘しています。これらが現場の創造性と判断力を奪っている、というのがVOICEの問題意識の出発点です。
精緻な計画に縛られ、環境変化への適応力を失う。「予定通り」を優先するあまり、現場の機転が生まれにくくなる
過度な数値化・定量化により、本質を見失う。「データに表れないこと」を軽視し、現場の違和感が組織に届かない
ルールと手続きが過剰になり、思考停止が広がる。「決められたから守る」だけで、目的が問い直されなくなる
— 野中郁次郎『失敗の本質』『知識創造企業』ほか
せっかくの新規企画が、コンプラ・リスク検討の往復で半年が過ぎ、ローンチする頃には市場の関心が冷めている
「念のため」の追加資料や事前確認が積み重なり、本業に使えるはずの時間がじわじわ削られていく
「これは過剰では」と感じても、「責任は誰が取るのか」という空気のなかで、誰も声を上げられない
過去の不祥事をきっかけに作られたチェック項目が、誰にも見直されないまま、現場だけが疲弊していく
それぞれは善意の積み上げです。ただ、組織全体で見たとき、本来やるべきことに使える時間と意欲が、静かに、しかし確実に削られています。
企業のコンプライアンス担当、弁護士、コンサルタント、編集者、研究者──立場の異なる人々が、それぞれの実例を持ち寄って共に考える
業界・規模・歴史によって正解の形が異なるからこそ、「教える/教わる」ではなく、各自が知見を持ち寄り、結論よりも理解の深さを重ねる
VOICEは「立場」を問いません。コンプライアンスに関わるすべての人々、そして「過剰」を感じている事業の現場に開かれた場でありたいと考えています。
日々の運用の中で「これって本当に必要?」と感じている、企業の法務・コンプラ・リスク・内部監査・内部統制の担当者
過剰な統制が事業のスピードを奪っていると感じている、経営企画・人事・事業部・経営層の方々
弁護士、コンサルタント、社労士、税理士など、現場と向き合いながらより良い形を模索している専門家
コンプライアンス、ガバナンス、組織と人の関係を研究・取材しているジャーナリスト、編集者、研究者
体験設計、行動科学、組織開発、デザインなど、コンプライアンスの外側から組織を見ている方々
所属や肩書きにかかわらず、「組織のあり方」「ルールと自由のバランス」に関心のあるすべての方
VOICEは、KPMG・BCGでの実務経験を背景に、ガバナンス・リスク・コンプライアンスの広い領域で実装支援を行います。過剰になった統制を本来の目的に戻し、現場で機能する仕組みに作り直すことが軸です。
現状を可視化し、過剰になっている領域と本来必要な統制を見分け、改善のロードマップを提示します。
プロジェクト型で、規程・運用・実装プロセスを設計し、現場で機能する仕組みに落とし込みます。
月次定例と随時相談で日常運用を支えます。社外CCO・CLOとして関与する形態にも対応します。
コンプライアンスプログラム、行動規範、贈収賄防止、競争法、内部通報、研修
ERM体制構築、リスクアセスメント、内部統制(J-SOX/COSO)、Three Lines Model
品質不正再発防止、QMS再設計、原因分析、現場改善の伴走
第三者委員会、BCP、初動対応、危機広報、当局・監督対応
海外子会社ガバナンス、人権DD、サプライヤー管理、共同対応
取締役会実効性、CGコード対応、子会社管理、IPO準備
外為法対応、輸出管理(ECCN分類)、技術流出防止、重要技術の特定・管理
専門家マッチング、研修・教育設計、社外CCO/CLO派遣、人材エージェント
まずは課題のヒアリングから
業界・規模・課題感をお聞きして、最適なサービス形態をご提案します。
勉強会、情報収集、専門家ネットワーク、海外規制動向の輪読
コンプライアンス体制構築、ツール開発、運用支援のコンサルティング
書籍・出版、コンテンツ発信、自治体・省庁への折衝
コンサルで得た実装知が、コンテンツとして共有され、コミュニティでの対話を通じて深まり、ナレッジとして蓄積される。蓄積された知は、次のコンサル案件をより良いものにする。4つの活動が相互に強化し合う設計です。
コンプライアンスの議論を、コンプライアンス部門の中に閉じない。視点を広げる協力者と一緒にVOICEを育てていきます。
VOICEは「ゆるやかに、しかし真摯に」育てていきたい場です。事業を一緒に育てる協力者、活動を支える賛助会員を、これから少しずつ募っていきます。
体験設計、行動科学、メディア、デザイン、法律実務、投資・ファイナンスなど、コンプライアンスの外側から視点を持ち寄ってくれる方を歓迎しています。事業立ち上げの段階から関わる形を、対話の中で一緒に設計していきます。
VOICEの活動を継続的に支えてくださる法人賛助会員制度を準備しています。会員特典、会費、運営方針については、社員総会の決議を経て改めてご案内いたします。関心のある法人様は、まずお問い合わせください。
VOICEの活動レポート、思想、現場のスケッチ、対談などを、月数回のペースでお届けしています。
Takayuki Mito
Yoshito Tanaka
Yuta Katayama
3名のプロフィールはVOICE Letterで今後紹介していきます。
03-6864-3902